「BBD Type-H II」は前作に比べて最高到達点が高くなるように設計されています。フェアウェイウッドのやさしさは、ボールの上がりやすさとも言えます。ボールの上がらないクラブでボールを浮かすには、上から抑えるようにしてインパクトスピードを上げるしかなく、そのためには相当のパワーとテクニックがないとほぼ不可能ですが、今回のモデル「BBD Type-H II」は、重心深度を深くしたことで、インパクトロフトが増加することによる高弾道効果が見受けられ、自然なレベルブローを心がければ、機能通りのボールが出るオートマチックな使い勝手を実現しています。ロイヤルコレクションの代名詞である飛距離と強弾道がより身近になったモデルといえます。
見た目の印象としては、よりターゲットを意識できる形状に重点が置かれ、スクェア感がアップし、構えたときから正確なボールコントロールがイメージできるようになっています。フェイスのロフトがすっきりと見えるような形状とすることにより、心理的なボールの上がりやすさを強調したのも、特徴のひとつと言えます。その上、番手間の形状変化は緩やかで統一感があり、どんな番手の組み合わせでも違和感なく使っていただけるようになっています。
前モデル「BBD Type-H」は、飛距離重視のモデルでしたが、この「BBD Type-H II」は飛距離は当然のことながら、弾道の安定を図る機能を強化しています。「BBD Type-H II」は同一ロフトで比較すると、前モデルよりスピン量が増える傾向が見受けられます。これは重心のわずか下でボールをとらえやすい重心位置設定によるもので、このことがスピン不足によって起こる、思わぬ飛びすぎやドロップなどをなくし、安定感のある弾道を実現しています。
また、スピン量が増加するこの特性によって、「BBD Type-H II」は弾道の最高到達点が高くなっており、またそのピークは、よりキャリー落下地点に近い方向にシフトしたため、なだらかに落ちて止まりやすい弾道となっています。このことは飛距離を稼ぐだけでなく、ロングホールのセカンドショットなど、キャリーで直接グリーンを狙っていく、攻撃的なゴルフが可能となった戦略的フェアウェイウッドと言えると思います。
