AKIRA ADRシリーズのハイアベレージモデルとして「ADR TOUR」が登場した。
ADRと概観は似ているが、ADRとは「似て非なるもの」、ハイアベレージゴルファー(※1)やプロの要望に応えるために一から設計を施した。ADR TOURは「飛び」「方向性」「スィートエリアの広さ」等、従来のクラブが追い求めていた性能はもちろん、「打感」「打球音」「感触」「形状(ルックス)」等のフィーリングにおいても、ハイアベレージゴルファーやプロの要望を満足させる仕上がりとなっている。
今回は打球感やフィーリングの向上のためにカップフェースを採用した。また、グラファイトデザイン社製の中元調子(MID HIGH)とフジクラ社製の先中調子(LOW MID)の2種類のシャフトを標準で用意したのも、嗜好の細分化に対する答えの一つである。
もちろん、ADRシリーズ共通の低・深重心を実現するための3 箇所のウェイト(※2)や、インジェクション式のバイブレーション・アブソービング・システム(I.V.A)は継承している。
※1:ハイアベレージゴルファー=ヘッドスピードの早いアベレージゴルファーや力のあるアベレージゴルファーのこと。
※2:タングステンウェイトは、ソール後方のADR鉛板の下に配置されており、固定式になります。
【ウエイトの調整方法】
通常のウエイト状態(シャフト側にタングステン5g、もう一方にステンレス2.5g)のセッティングよりさらに調整を行いたい場合
A) シャフトがしなりすぎてスライス気味のお客様
===方法===
ステンレスウエイト2.5gを2個取付にすると、バランスが2ポイントDOWN(Rシャフトの場合C9→C7)になります。
⇒シャフトのしなりを抑えてボールをとらえることが可能です。
B) しならずにプッシュアウトスライス気味のお客様
===方法===
タングステンウエイト5gを2個取付にすると、バランスが2ポイントUP(Rシャフトの場合C9→D1)になります。
⇒ヘッドをきかせてボールをとらえることが可能です。
C) ドローを抑えて飛ばしたいお客様
===方法===
シャフト側にステンレス2.5g、もう一方にタングステン5gを取付。
⇒ヘッドのかえりを押さえることが可能です。
※上記ウエイトの組合わせは個人差がある事がございます。ご了承ください。