ゴルフ用語集 ゴルフクラブ ウェッジについて
・アイアンの発展史において9番以下はなかったが、アプローチ用のユーティリティクラブとして、1930年代にジーンサラゼンがサラゼンサンドアイアンを発表し、1954年にウィルソンが単品のユーティリティクラブとして発売したデュアルウェッジとピッチングウェッジを発売してから定着した呼び名のクラブ。
もともとはピッチングウェッジとサンドウェッジしかなかったが、ピッチングウェッジのロフトはストロングロフト化が起こり、サンドウェッジはバンカーショットを行うというクラブの機能上ロフトの変更が起こらなかったため、その間のロフトを生めるものとしてアプローチウェッジが生まれることとなった。今でも古いゴルファーはアプローチウェッジになじみがなく短距離のアプローチにはアプローチウェッジを使わないゴルファーも多い。
日本においては1990年後半までアイアンセットとしてウェッジも含めた3-SWまでの10本セットとして販売することが主流であったため、そのアプローチウェッジに対して、各メーカーが差別化のため様々な呼称を用い、ゴルファーの混乱を招くこととなった。
現在はPWまでの販売形態が主流のため所謂アプローチウェッジを強制的に入れる必要がなく、ウェッジ単体の商品として販売されているクラブに関してはロフトによる呼称が一般的である。
PWまでのセットとして販売されているアイアンの場合、ピッチングウェッジ番手にロフトの表示がないため、ゴルファーにとってPW以降のクラブは、何を入れれば良いか分かりづらい。そろそろPWという呼称は廃止して、PWもロフト表記で販売すべきではないかと思う。
参考図書 ゴルフクラブの知と技 佐藤勲著 ユニバーサルゴルフ社
もともとはピッチングウェッジとサンドウェッジしかなかったが、ピッチングウェッジのロフトはストロングロフト化が起こり、サンドウェッジはバンカーショットを行うというクラブの機能上ロフトの変更が起こらなかったため、その間のロフトを生めるものとしてアプローチウェッジが生まれることとなった。今でも古いゴルファーはアプローチウェッジになじみがなく短距離のアプローチにはアプローチウェッジを使わないゴルファーも多い。
日本においては1990年後半までアイアンセットとしてウェッジも含めた3-SWまでの10本セットとして販売することが主流であったため、そのアプローチウェッジに対して、各メーカーが差別化のため様々な呼称を用い、ゴルファーの混乱を招くこととなった。
現在はPWまでの販売形態が主流のため所謂アプローチウェッジを強制的に入れる必要がなく、ウェッジ単体の商品として販売されているクラブに関してはロフトによる呼称が一般的である。
PWまでのセットとして販売されているアイアンの場合、ピッチングウェッジ番手にロフトの表示がないため、ゴルファーにとってPW以降のクラブは、何を入れれば良いか分かりづらい。そろそろPWという呼称は廃止して、PWもロフト表記で販売すべきではないかと思う。
参考図書 ゴルフクラブの知と技 佐藤勲著 ユニバーサルゴルフ社