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・ シャフト軸線とフェースのスコアラインまたはソール交差点の角度のこと。
ソール部分は曲線で構成されていることが多く、特にヒールネック部分の曲線は大きいため、便宜上スコアラインの部分にゲージを当てて計測されることが多い。
数字が多いほどライ角度アップライト、数字が少ないほどフラットと呼ぶ。
アップライトなクラブほど、自分の側にクラブの先端部分（トウ）が近づいて見え、逆にフラットであれば遠ざかって見える。
主に地面からのショットをアップライトに行うアイアンとウェッジで重要視される角度で、ゴルファーのスイングに合ったライ角度に調整する場合がある。
ライ角度を合わせていないとヘッドの挙動に対して影響があり、その影響を最小限に抑えるためにライ角度調整を行う。
軟鉄鍛造製やソフトステンレス鋳造製のものは調整が可能で、専用の固定治具にアイアンヘッドを固定し、専用のベンディングバーとよばれるテコで人力で力を加えて調整する。
ステンレスボディのものは基本的に調整できないが、ミズノ社やピン社ではライ角度の異なるヘッドパーツを作成・準備することにより、カスタムオーダーとして対応している。
適応ライ角度の計測はアイアンソールにテープを貼り、測定用の樹脂のボードの上でボールを実打することにより、そのソールテープの接触部分を見て判断する。数種類の異なったライ角度の測定用アイアンが必要。ゴルフ専門店が行うクラブ調整である。